2008年10月12日日曜日

閑話休題 「クロ比免、」

日本史の単語に「讒謗律」、という法律があります。ザンボウリツ、と読む。
特にの字が

読みにくいこと風の如し
書きにくいこと林の如し
覚えにくいこと火の如し

パソコンだと文字が潰れること山の如し

ですが、
讒と謗というのはどちらも「そしる」「悪口を言う」という意味で、律は「律する」。
つまり、悪口を禁止する、広く知らせることを禁止するっていう法律です。
しかしまぁ、これ明治初期の法律で、新聞紙条例ってのと併せて政府とかの不利になることを言ったり書いたりすることを禁止するための法律でした。
もし成立が400年遅ければ某私設武装組織の人に歪んでいるとか駆逐するとか言われそうですが、悲しいかなこの時代にはガンダムはおろか太陽炉すら無いのでした。

自分も昨日テンションだだ滑りの中覚えにくいなぁとか思ってたのですが、

この讒の字、あ、一回でっかく書いとこ。「讒」 あ、結局潰れた。

左は言うまでもなく言うって意味(変な表現だが)ですが、
右の方は大ウサギの下に小ウサギが隠れてる、ってことらしいです。
つまりですよ、大ウサギの下の小ウサギがなんか言ってるって意味だそうで。
・・・・・なんか和むばかりでどこら辺が「そしって」るのかわかんないんですが。
なんか親ウサギ子ウサギにしか見えないんですが。
あ、でも某稲葉の黒ウサギみたいな意地汚いウサギも世の中にはいるか。
いや、人間の臭いがついて親に殺されそうになってる子ウサギかもしれないな。

ちなみにこの字の右側の覚え方が

「ク」「ロ」「比」「免」「、」でクロイメンタマと読むそうです。
タマじゃねぇよテンだよとか言わないように。

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